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●○ Illustrator10を使って自由なグラデーションで着色しよう ○●


今回はAdobe® Illustrator® 10(日本語版)を使って グラデーションメッシュツールを使い
自由なグラデーションで 着色をする方法をご紹介します。

グラデーションメッシュツールとは、パスオブジェクトをメッシュオブジェクトに変換しグラデーション効果を作るものです。
今回は、着色したいイラスト(パス)を直接メッシュオブジェクトに変換する方法で行います。


 
 
step1 グラデーションメッシュを入れたい絵を作成しておきましょう(準備)
 
ブリキ缶 Illustratorを立ち上げておきます。イラストレータで作成された絵を一つ用意します。
前回のイラストレーター講座でパスを使ってイラストを作成するというのをやりましたので、今回はその作業の説明は割愛しています。まずはブリキ缶の絵を用意しました。

図1-2
図1-2

図1-3
図1-3


念のためこのオブジェクトのコピーを取っておきます。(通常のオブジェクトからメッシュオブジェクトに変換したあとは通常のオブジェクトには戻せない為)

図1-2の様にレイヤーウィンドウの右上の矢印をクリックして”複製”をクリックし、オブジェクトのコピーを取っておきましょう(図1-3)。

図1-4
図1-4
複製後はレイヤーウィンドウに”ブリキ缶の複製”のレイヤーが追加されています(図1-4)。
これでメッシュオブジェクトを作成する前準備は完了です。
 
 

 
   
step2グラデーションメッシュツールの説明
 

図2-1
図2-1

では、このブリキ缶の絵に直接グラデーションメッシュを施していきます。
STEP1では絵をわかりやすくする為、オブジェクトに線も塗りも指定していますがメッシュオブジェクトに変換されると線の指定は無くなります。
まずは、試しに普通のパスオブジェクトをメッシュオブジェクトにするにはどうするかをやってみましょう。


ツールボックスのグラデーションメッシュツールを選択した状態(図2-1のツールバー赤丸参照)で ブリキ缶オブジェクト内にカーソルを持って行きます(例では蓋部分にカーソルを持って行っています)。

図2-2
図2-2

メッシュカーソル1
図2-2 カーソル部分拡大図

すると、カーソル部分が図2-2の様な表示に変わりますので、その表示が出たら一度クリックしてみます。
図2-3
図2-3
すると、図2-3の様にクリックした部分にはアンカーポイントの様な点が出来、これを”メッシュポイント”と呼びます。
それと同時に通常のオブジェクトだったものがメッシュオブジェクトに変換します。メッシュオブジェクトに変換されると線の設定は無くなり、塗り色は網(メッシュ)の交点に設定されます。

メッシュポイントとメッシュポイントを結んでいる線をメッシュラインと言います。
また、メッシュオブジェクト内にはメッシュポイントとアンカーポイントとが混在している事があり、アンカーポイントでは着色する事が出来ません。
 注)今回は試しにやってみたのでコマンドキー+Z 又は [編集]-[取り消し]で元に戻しておいて下さい。

 
 

 
 
step3 メッシュツールで着色してみよう
 
図3-1
図3-1

Step2で説明した要領で実際にメッシュツールで着色をしていきましょう。
ツールバーのグラデーションメッシュツールを選択し、まずブリキ缶の蓋の縁にほど近い所にメッシュポイントを追加し、色を付けていきます。
この赤い点線のライン上でメッシュポイントを一つ作ります。

図3-2
図3-2

図3-1を参考に、赤い点線で示された辺りにカーソルを持って行き、クリックします。
すると、クリックした所と、そこを中心に上下左右にメッシュラインが追加され、メッシュラインとメッシュラインが交差する部分にはメッシュポイントも追加されます。(図3-2)
メッシュオブジェクトに変換した時点で線の指定は無くなり塗りだけの表示に変わります。

図3-3
図3-3
その内の1つのポイントにカーソルを合わせます。
図3-3の赤丸部分にあるメッシュポイントにカーソルを合わせ、クリックします。
図3-5-1 メッシュポイントが選択された状態(塗りつぶされた菱形(◆)の状態)にします。

メッシュポイントが選択されている状態の図
(右端図はその拡大図)
図3-5-2
図3-5
図3-5

その状態のまま、スウォッチパレットから色を選択(着色したい色をクリック)すると塗り色が選択されます(図3-5)。

今回は#0a50a1(この文字の色)を使用しました。(ちなみにブリキ缶の色は#BFCBE2です)
図3-6
図3-6
 
図3-7
図3-7
ちなみに、今回追加されたメッシュポイントの赤丸の地点のポイントを選択して着色すると
こんな風になります(図3-7)。図3-6とはまた全然違った着色になります。
 
 

 
 

step4 メッシュツールで着色してみよう(2)

 
図4-1
図4-1

メッシュポイントをいくつか追加してみまししょう。
Step3でメッシュツールの使い方を理解して貰ったところで、他の部分の着色を進めていきます。
まずは蓋部分から着色します。 メッシュポイントをいくつか追加してみます。
今回はツマミ部分の中心部とツマミの下の方、蓋とツマミの接点部分(蓋最上部)あたりにメッシュラインが入るように追加してみました(図4-1)。

図4-2
図4-2

この説明の様にある程度アタリをつけてメッシュポイントを入れていく方法と自分の感性のままにポイントを追加して着色していく方法、どちらでも構いません。(後述の方法でメッシュポイントを追加する場合は着色したい色を選択した状態で作業した方が手間がすこし省けます)
追加したメッシュポイントの数カ所に着色してみます。着色の方法はSTEP3を参照下さい。着色後の画像は(図4-2,図4-3)です。

図4-3
図4-3
なんだか全体で見るとイマイチな感じ…


次のSTEPではメッシュポイントの編集を行います。

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