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簡単なドット柄背景を作ろう

Adobe® Illustrator® 9(日本語版)でweb用の簡単なドット柄の背景を作ります。
Illustratorはよく分からない…と言うあなたも簡単なのでやってみてください。

今回作る作品はこれ!

( )の中の記述は、ショートカットキーになっています。
Windows環境の方はCommandキー→Ctrlキー
Optionキー→Altキーと置き換えてください。

STEP 1 矩形を作ろう

新規でアートボードを開きます。大きさは適当で良いです。200〜300pxあれば良いでしょう。

[ファイル]→[新規]Command+N)で縦横共に200pxと入力してOKを押します。<

(単位がセンチメートルで出てくる場合は[ファイル]→[書類設定]でダイアログを出し『設定』の中の単位を『ピクセル』に変更して下さい)



まず、ツールボックスの”長方形ツール”長方形ツールをクリックし上から斜め下へドラッグすると長方形が作成出来ますが、今回は縦横同じ長さの壁紙を作成するので、数値設定をして長方形を作成します。

アートワーク上をクリックすると、『長方形』というダイアログが出てきますので、そこに今回は幅、高さ共に120pxと入力して[OK]を押します(図1)。線は無しで、塗りだけの設定にします。
ツールボックス拡大図ツールボックス拡大図2

【線と塗りについて】

ツールボックスの一部分を拡大するとこんな感じです。(左上)

色の指定はカラーのツールボックス(表示されていない場合[ウィンドウ]→[カラーを表示]を選択)の好きな色を押下する事でも選べますが、ツールボックスの塗りの設定、線の設定の部分をWクリックでも色を選ぶことができます。色を無効にしたいときは斜めに赤い斜線が入ったボックスを押しておきます。

線と塗り1 線と塗り2
線も塗りも指定している状態 線は指定せず塗りだけ
指定している状態

 



次に、模様となる水玉模様の円を作成します。ツールボックスの”楕円形ツール”楕円形ツールをクリックしたあとアートワークをクリックし、『楕円形』ダイアログを開き、幅、高さにそれぞれ30pxと入力して、[OK]を押します(図2)。長方形の作成同様、線は無しで、塗りだけにします。

長方形ダイアログ図1 楕円形を作る図2

STEP 2 オブジェクトを移動させる

円オブジェクトを選択した状態で、[オブジェクト]→[変形]→[移動]をクリックします。すると、[移動]ダイアログが出てきますので先ほど作った円をコピーして移動させます。右に移動させたいので、水平移動距離を60px、垂直移動距離は0で、角度も0°にしておきます。

このとき、プレビューにチェックを入れておくと、移動の状況が目に見えて分かるので、チェックを入れておくと良いでしょう。数値を入力した後、[コピー]を押します。これで、円の移動とコピーができました。


移動ダイアログ 水平移動&コピー

これをあと1回繰り返します。その際[オブジェクト]→[変形]→[変形の繰り返し]Command+D)で繰り返しの動作が出来ます。さらに、今度はその3つの円を選択した状態で、[移動]ダイアログを出して垂直方向に移動・コピーをします。水平移動距離は0、垂直移動距離は-60と入力し、[コピー]を押します。最終的に横3列、縦2列の水玉模様を作ります。


水平移動&コピー 垂直移動&コピー 垂直移動&コピー


STEP 3 水玉模様に変化をつけよう

先ほどの状態でも良いのですが、ちょっと変化がないので、2列目の水玉を選択し[オブジェクト]→[変形]→[移動]で、先ほどの水平移動の距離の半分だけ前に移動させてみます。

水平移動距離を-30pxとし、垂直移動距離は0で、[OK]を押します 。


水玉模様に変化をつける

STEP 4グループ化と整列

円を全て選択して、グループ化させておきます。

[オブジェクト]→[グループ]又はCommand+G)



次に オブジェクト全体を選択Command+A)して、[ウィンドウ]→[整列を表示]→[垂直方向に整列垂直方向に整列を選択します。さらに、[ウィンドウ]→[整列を表示]→[水平方向に整列水平方向に整列を選択します。

これで、オブジェクトの整列が出来ました。


グループ化

STEP 5 連続したパターンになるよう調整する

ツールボックス
あとは壁紙として利用するために少々調整を加えます。連続したパターンがキレイに出ないと壁紙としては使いにくいですよね。その為、グリッド(補助線)を表示させ円と背景の正方形のラインを合わせます。[画面]→[グリッドを表示]Command+\)にしてグリッドを表示させ、更に[画面]→[グリッドにスナップ](shift+Command+\)を選択するとメニュー項目に”チェックマーク”が付き、オブジェクトをグリッドの近くに移動させると自動的にグリッドにオブジェクトが吸着するようになります。

また、この時ズームツールズームツールで拡大しておくとより合わせやすくなります。

図の様に左端の円の中心の点と正方形の一辺が重なり合うように合わせます。これでOKです。


グリッド拡大図


STEP 6 トンボを使って大きさを整える

背景の四角形を選択して(図9)の状態にします。

次に、 [オブジェクト]→[トンボ]→[作成]でトンボを作成します。

(図10)の様な状態になればトンボは作成できています。


(図9)トンボ作成1(図10)トンボ作成2

次に、そのトンボよりも大きな正方形を作成します(図11)。

線はなしで、塗りは元々の四角形の色にします。

しかしながらこのままだと水玉がこの四角形の下に隠れてしまっているので、この四角形を選択した状態のまま、[オブジェクト]→[アレンジ]→[最背面へ]でこの四角形をオブジェクトの最背面に持ってきます。

これはトンボを使って書き出しをした際にまれに1px程の隙間が出来てしまう事があるため、それの対応策です。


(図11)トンボ作成3

(図12)の状態になったら、次に[ファイル]→[Web用に保存]をクリックします。


(図12)トンボ作成4

STEP 7Web用に保存【完成】

ここに本文と参考画像 

web用に保存ダイアログ一部分

JPEGでもGIFでもどちらでも良いのですが、この例ですと色数も少ないのでGIFにして保存すればよいと思います。(図13)

最適化ファイル形式→GIF

色数などは2画面([2アップ]タブをクリック(図14)にして元画像と比べながら色数を出来る限り少なくした方が、軽い画像に仕上がります。


2アップ
完成

設定が済めば[OK]を押してGIFファイルに書き出せば完成です。




STEP 8 更にもうひと工夫

普通の水玉模様は完成しましたが、もっと他に壁紙を作りたい時に、先ほどのデータを使ってひと工夫。

GIFにする前のIllustratorのファイルを使います。円を全て選択した状態で、[オブジェクト]→[変形]→[個別に変形]を選び、数値を(図15)のように入力して[OK]を押します。そして、描画モードを色々いじってみてください。(乗算やスクリーンなど)この例では[ソフトライト]に変更してみました。

すると、下の図の様な模様が出来上がります。自分の気に入った模様が出来たら、【Step6】の要領でトンボを作成し、web用に保存すればできあがり。

水玉を使ってはいるけれど、ひと味違う模様が楽しめます。


水玉にひと工夫加えよう!バリエーション
web背景例
webの背景として使ってみた例


 

by massa 

 

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