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2006年06月01日

健康なカラダ

つい最近まで、私にとって「健康」は唯一自慢できるものでした。大きな病気や怪我の経験がなく、健康診断の結果も常にオールA。また、ココ数年は風邪すらひかない丈夫な体に格別の自信がありました。ところが「整体」に通うようになってからは一変、私の過剰な健康への自信はもろくも崩れ落ちました。

整体に通うようになったのは今年に入ってから。2ヶ月に1度くらいなので、今のところ受診したのは3回。きっかけは、友人の紹介なのですが、紹介されたのは私ではなく腰痛持ちの夫。整体には前々から興味があったので好奇心で、ついでに一緒に予約をとってもらいました。どこに不調を抱えているということでもなく、単なる興味本位。しかも「健康優良児」のお墨付きでももらえるのではないか……とか思っていたくらいで。

「整体」というと、骨をバキバキならして痛そうなイメージがありますが、私が通っているところはそうではなく、どちらかというとソフトなマッサージのような感覚。「整体操法」というもので「体の表面を刺激して内部の鈍っている機能を働かせ体のエネルギーの調和を計り緊張と弛緩のバランスを整えるもの」だそうです。難しいことはよくわかりませんが、つまり、体が正常に働くように整えること。人間の体は、薬や注射に頼らずとも自然治癒能力が備わっています。その力を最大限発揮できる体こそ「健康」なんだそうです。

初回の受診の際に「こんな元気のない体じゃダメだ。もっと元気になって病気に打ち勝つようにならないと!」と言われたのですが「え?私、病気もしないし、健康なんですけど……」くらいに思っていました。その他諸々ダメだしを受けたのですが、正直、先生の言うことがとても的外れに感じていたんです。それが、初回の整体の後、何年かぶりに風邪をひいて熱を出して寝込み、その後もどうも体調がすぐれない。そうこうしているうちに2回目の受診日がやってきました。しかし、

「いいですねぇ。体がすごくよくなってきていますね!」

「え??最近、ものすごく体調が悪いんですけど」

「いいじゃないですか!元気になってきた証拠ですよ」

「は、はぁ……(納得してない)」

よくなったと言われたことには気をよくしたものの、どうにも納得がいかない。しかも、2回目の整体後も体調がすぐれない状態は続き、ちょっとしたことで風邪をひき、熱を出し、おまけに蕁麻疹まで出る有り様。私は一体どうなっちゃったのかしら??と思いながら3回目の受診。すると、

「いいですねぇ。すごくいいですよ!」

「え?あのー、熱が出て蕁麻疹が出てものすごく体調が悪いんですけど」

「いいじゃないですか!!それは、よくなってきた証拠ですよ」

「あ……はぁ」

と、前回とまるっきり同じやりとり。要するに、風邪もひかず、熱も出さず、どこも痛くならなかった私の体は健康ではなく、正常に働く力を失った体だったらしいのです。今の私にとって、風邪をひいて熱が出ることは、今まで眠っていた機能が目覚めてきたという証拠で、とてもよいのだそうです。……とはいえ、体調が悪いのによくなったと言われても、いまひとつ歓迎できないのですが。

そんなこんなで、最近、自分の体を少し見つめ直してみようと思うようになりました。少し前から健康に関しては興味があるつもりだったのですが、今思えば付け焼刃程度のもの。「コレを食べると○○にいい」とか(笑)。そんなことより、もっと「野生のカン」みたいなものを働かせて体の要求に敏感になり、本来の「健康なカラダ」を目指したいですね。

投稿者 ぴい : 2006年06月01日 11:26

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