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2005年04月15日

第4回「清明祭」

年中行事の多い沖縄で、春のイベントといえば「清明祭」。地元では「シーミー」と呼ばれています。
「シーミー」は中国から伝来した習慣で、旧暦の3月の吉日を選んで行われる祖先祭。中国の暦法にある二十四節季の一つ「清明」(せいめい)の季節に行われます。新暦では4月ごろに当たりますが、何日に行うかは家族や親族が話し合って決めるようです。
中国から伝来した18世紀頃には農事に関し、祖霊に加護を求めるものであったようですが、だんだんと沖縄独自の祖先供養の行事に変化し、現在では主に沖縄本島中南部で行われています。

一般的な清明では、まず門中墓の周辺の草刈り、清掃を行い、最後に各自の持参したお重の料理や、餅・お菓子・果物を供えます。そして一人一人線香(本土のものとは異)を焚いたり、紙銭(ウチカビ※)を焼いて先祖供養をします。
その後、墓に供えた重箱をみんなでつついて食べる宴会タイムになります。まあ、子供もいるのでピクニックという感じでしょうか。
沖縄のお墓は亀甲墓といってとても大きく、お墓の前には庭のようなスペースがあります。そこでピクニックということになります。内地ではこんな風景はないでしょうね。沖縄ではあの世とこの世のつきあいが身近なんですね。
    「門中墓」
      







これは「シーミー」の時の重箱料理の一例です。

左の重箱には、白ムーチーが入っています。右の重箱は1段目左から「ごぼうの煮しめ」「赤かまぼこ」「魚てんぷら」、2段目「揚げ豆腐」「豚三枚肉煮しめ」「にんじんの甘酢煮」、3段目「田芋のから揚げ」「昆布の煮しめ」「玉子焼き」です。

※紙銭………ウチカビと呼びます。黄色の紙で紙幣より少し大きめです。あの世でもお金は必要と考えられているようで、お墓の前で燃やすことによってあの世に送ったことになるのだそうです。
 線香………沖縄の線香は本土のものより長く、色は黒です。

投稿者 まじゅん : 2005年04月15日 00:00

コメント

お線香は黒がふつうじゃないんですか!?
初めて知りました。びっくり。

投稿者 しょうご : 2007年04月15日 18:35

沖縄では、お線香って黒が普通なんですよね。しょうごさん、ウチナンチューだからしょうごさんにとてっては線香といえば「くろ」ですよね。
内地(関東地方)的には、緑色が普通のような気がしますが。
黒は沖縄に来て初めて見ました。

投稿者 まじゅん : 2007年04月15日 20:19

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