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2006年03月01日
卒業式

中国:6月 韓国:2月 アメリカ:5月~6月
そのほかに……。
・ケンブリッジ大学では、いわゆる『卒業式』はない。年に数回(6月下旬が一番多い)『学位授与式』がある。
・エール大学では『Graduation(卒業)』とは呼ばず『Commencement(始まり)』と呼ぶ。
・フランスの大学には『入学・卒業』という概念がない。必要な単位を取得することが『大学を卒業した』と同義になる。
3月と言えば卒業式シーズン!ただし「日本では」みたいな……。ちょっと調べてみただけでも、上のように国や地域によってさまざまであることがわかる。すぐ近くのアジアの国々でさえ、微妙にあるいは欧米並みに違っている。
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ここからは少しばかり個人的な思い出話。
卒業式には思い出がいくつかあって(誰もそうだとは思うけど)しかも苦い思い出ばかりが心に残っている(誰もそうかもしれないけど)。
その中で一番後悔しているのが「高校の卒業式に出なかったこと」だ。誤解のないように書いておくが、さまざまな事情で「出られなかった」のではない。「出ようと思えば出られたけど、自分の意志で出なかった」のだ。
卒業式の前日が大学入試の2日目だった。当時田舎に住んでいた私がこれまた田舎の大学を受けに行っていたものだから、移動に半日近くかかった。試験が終わってから帰れば帰れたのだが、今思えばとんでもない理由でもう1泊することを私は選んだのだ。しかも一緒に受験した友達をも巻き込んで。
その理由とは『冬の日本海が見たいから……』(心の中には「卒業式に出られないなんて、なんだか普通じゃなくってかっこいい」みたいな感情もあったと思う。)そうまでして見た『冬の日本海』が、どれだけ鮮烈な印象でどれだけ記憶にあるかと言えば、漁港のようなところのテトラポットに打ち寄せる暗い波だけだ。まぁ十分それらしかったと言えば言えなくもないが。
そして戻ってきた卒業式当日、学校近くで仲間たちと落ち合って、大荷物を持ったまま打ち上げ会。卒業証書は友達から受け取り、生まれて初めてほんのちょっぴりお酒を飲み、家に帰ってから母に大目玉をくらった。
逆に考えればそれだけ平和な高校生活であり、いい加減な大学受験だったということにもなるのだが、今になって「やっぱり卒業式に出ればよかった」と本当に思うのだ。別に何という理由はないが、人生の中での大切な思い出を一つ損した気分なのである……。