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Photo Diary デジカメ日記 Photo Diary index

Vol.55 世界は歪んでいる Supernatural Artificial
世界は歪んでいる東京都写真美術館で、オーストラリアを代表する9組の作家たちによる「世界は歪んでいる Supernatural Artificial」 というグループ展が始まる。この展示は、オーストラリア・ジャパン美術展プログラムというプロジェクトの一環として開催される。今日はオープニングレセプション(特別鑑賞会)があり、早々に作品を観に行った。

この美術館にはよく訪れるが、今日はちょうど日差しも和らぎガーデンプレイスの広場には、さわやかな夕方の空気が漂っていた。その後の突然の夕立は、まるで打ち水のようだった。

オープニングは、オーストラリアの大使とゲスト・キュレイターの方の挨拶に始まり、大使館より提供のワインとビールで乾杯!そのあとゆっくりと作品を鑑賞、それぞれの作家の作品の前では、Natalie King(ナタリー・キング)氏が直接レクチャーをしてくれた。

鑑賞する前にそれを創ったアーティストの顔が見えるのは、単純に展覧会に行くのとはかなり印象が違う。今回アーティストごとに分かれて展示されているが、各々のスペースにはそれぞれの世界が確かに存在していた。ほんの一角に作品が並べられているだけなのに、その世界に引き寄せられるような感覚になるのだ。平面的な絵画だけでの展示では、あまり感じなかった感覚だ。

すべての作品に人間の心理が組み込まれていて、それぞれが個性的でインパクトがあったけど、私が一番印象に残ったのは、Darren Siwes (ダレン・シーヴェス)氏の作品だ。これには何か時間をワープさせるような感覚と写真の中に不思議な立体感を感じたのだ。もちろん人それぞれ、またそのときの状況で受けとめ方も変化するのだろう。文化や言葉は違っても感覚的に感じるものに国境はない。あと何度か観てみたい作品だ。
今日は時間がなかったけど、ちょうど世界報道写真展も3Fで今月いっぱい開催中。この美術館が近くにあって本当によかったと、今日もつくづく思ったのであった。

Greenaway Art Gallery Adelaide Australia (Darren Siwes氏の作品)

夕立後のカフェの前のかえるその後は、友人と cafe MANGROVEというヘルシーなアジア料理のお店へ。

サイゴン風生春巻き、「マングロール」というオリジナルの玄米と野菜のライスペーパー巻き、ソフトシェルクラブとアボカドのサラダなどを注文しビールでくつろぐ。
夕立の後、お店の前ではカエルが佇んでいた。

  (2004/7/16)
 
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